マルバハタケムシロ

奄美の絶滅危惧種

近緑種はオーストラリアに分布

マルバハタケムシロ
近海地の裸地や岩上を葡匐する小型の多年草。茎は基部が細かく分岐して這い、上部は立ち上がる。葉はやや厚く円形から広倒卵形で長さは6㎜。花は葉腋に1個つき、花色は淡紅紫色を帯びた白色。奄美大島における本種の生育地はこれまでに5ヵ所確認されているが、いずれも絶滅が危惧されている。近緑種はオーストラリアに分布している。

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