フウラン

奄美の野生ラン

芳香放つ着生ラン

フウラン
リュウキュウマツやイタジイの樹幹や近海地の岩上に生える小型の着生ラン。茎は長さ5~15㎝、しばしば分枝し、多数の葉を2列に互生。葉は革質、広線型、長さ6~12㎝。総状花序は腋生し、長さ5~7㎝、2~5花をつける。花は帯紫白色で芳香がある。奄美大島東海岸の崖地ではかつて本種の見事な群生地があったがほとんどが消失した。

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